特別記事
博士課程で学ぶべきこととは何か—第23回EAFONSの概要とともに
池田 真理
1
1東京女子医科大学看護学部
pp.588-594
発行日 2020年12月15日
Published Date 2020/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201831
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はじめに
EAFONSとは,The East Asian Forum of Nursing Scholarsの略で,看護系大学の博士課程の大学院生および修了生,大学院教育に携わる教育者,研究者を対象とする国際研究フォーラムである。1997年に,香港理工大学(Hong Kong Polytechnic University)看護学部のIda Martinson教授らによって設立された。研究の潮流に関するセミナーや演題発表などを通じてお互いの交流を図るために,設立以来毎年開催されてきており,これまでに香港,日本,フィリピン,シンガポール,韓国,台湾,タイで開催されている。本稿では,第23回EAFONS(タイ)の模様を紹介し,私が行なった講演の内容にも少し触れながら,これからの研究者とそれを支えるメンターの方々へのメッセージとしたい。
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