特集 拡がる看護研究の未来
看護研究の歩みと展開
疫学研究を軸にした自身の足跡からわが国の看護研究の方向性を考える
牧本 清子
1
1甲南女子大学看護リハビリテーション学部
pp.512-520
発行日 2019年12月15日
Published Date 2019/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201693
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はじめに
筆者は,日本で看護師として臨床経験を積んだ後に米国の大学で疫学を勉強し,研究職として滞在した。そして帰国後は,疫学を活用できる量的研究を模索し,研究領域を広げていった。本稿では,認知症高齢者における徘徊の研究をベースに自身の研究を振り返るとともに,その中で得た知見やこれからの研究のあり方について考えていく。
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