特集 その研究を世界へ—国際学会で発表しよう 2
扉
上別府 圭子
1
1東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻
pp.329
発行日 2019年8月15日
Published Date 2019/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201655
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この特集は,日本看護系大学協議会(JANPU)国際交流推進委員会主催セミナー「スマートな国際学会発表を目指して2」をもとに,組まれたものである。昨年,関西で開催された1回目の「スマートな国際学会発表を目指して」のセミナーの評判が高かったため(本誌51巻6号,2018所収),第2弾を東京で開催することとした。
看護研究を学ぼうとする大学院生には,将来,教育・研究者になることを志望する者と実践に軸足を置くことを指向する者がある。そのどちらにとっても,研究を国際学会で発表することで得られるものはとても大きい。それが個人の研究力を高めるだけでなく,自己評価を高め,経験世界を拡げ,未来へのエネルギーとなっていることが,本特集を読めばわかっていただけるだろう。教員はそれぞれの学生の資質を見極めながら,時に励まし,時にコツを教授し,時に作業を共にし,時にケアし,時に待ち,環境を整備することで,学生の育ちを支え応援する。
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