特集 英文論文と査読
英文誌Nursing and Health Sciencesの発行を通して得られること
野垣 宏
1,2
,
Teresa E. Stone
3
,
前田 純子
4
,
村上 京子
3
,
伊東 美佐江
3
,
安達 圭一郎
3
,
徳田 信子
5,6
,
Rosanna McMaster
3
Teresa E. Stone
3
,
Rosanna McMaster
3
1山口大学大学院医学系研究科保健学専攻
2Society for Nursing and Health Sciences
3山口大学大学院医学系研究科
4山口大学医学部
5山口大学
6獨協医科大学医学部
2Society for Nursing and Health Sciences
pp.38-43
発行日 2019年2月15日
Published Date 2019/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201599
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
オンライン・ジャーナルを読みながら,発表内容とともにその反響を考え,次の研究のアイディアを得る。そのような,情報技術(information technology:IT)を駆使する時代になっています。オンライン・ジャーナル誌であるNursing and Health Sciences(以下,NHS誌)は,学会Society for Nursing and Health Sciences(SNHS)により発行される国際学会誌(英文誌)で,このたび創刊20周年を迎えました。SNHSは,その発行を経済的にも支援する組織として発刊と同時に立ち上がり,海外より専門家をゲストに迎えた国際シンポジウム開催などにより,NHS誌の発展に寄与しています。現在では,NHS誌は日本をはじめ各国から年間700近い論文投稿があり,雑誌のインパクトファクターは1.237となっています。ここでは,NHS誌創刊に至るまでの経緯や現在までの過程について振り返りたいと思います。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.