特集 看護研究から政策をうみだすために
扉
緒方 泰子
1
,
深堀 浩樹
1
,
丸 光惠
2
1東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
2甲南女子大学看護リハビリテーション学部
pp.4-6
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681201053
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いまから2年前,我々は大学院のゼミにおいて1冊の本を輪読した。それが,『Shaping Health Policy through Nursing Research』である。教員の1人が留学中,米国の研究者から紹介された書籍であるが,読み終わって我々は,ぜひ,広く他の看護研究者にも伝えたい内容であると強く感じた。
さらに偶然ではあるが,東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科の国際看護開発学分野において,この書籍の著者の1人でありNINR(National Institute of Nursing Research)のトップであったGrady博士と,本学での大学院授業などを通じて継続的なつながりがあったことから,本企画において著者からのメッセージを執筆していただくに至った。この企画は,こうした書籍との出会いや人と人とのつながりによって実現した。特にご多忙の中,快くご協力くださったGrady博士には心から感謝している。改めて御礼申し上げたい。
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