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海外論文
中年看護婦の就業パターン
Work Patterns of Midlife Female Nurses
Joellen W. Nolan
1
,
伊集院 朋子
2
,
草刈 淳子
3
1Illinois大学看護学部公衆衛生看護学
2千葉市療育センター
3千葉大学看護学部附属看護実践研究指導センター
pp.329-336
発行日 1988年7月15日
Published Date 1988/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200983
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成人のキャリア開発と成人期の発達(adult development)に関する研究の大半は,男性のサンプル調査を基礎に,モデルが作られてきた。女性の職業について考えられる時は,たいてい出勤しているか欠勤しているかというような狭い見方でしかなかった。本研究では,現在中年期にいる看護婦のたどった就業パターンを明らかにすることを目的とした。ある看護学校を1950年代に卒業した46歳から59歳の中年看護婦47人に対して,系統的なインタビューを行なった。そのデータから,安定型(stable pattern),二相型(double-track pattern),中断型(interrupted pattern),不安定型(unstable pattern)という4つの就業パターンがあることが明らかとなった。
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