抄読会
「カウンセリング―今 これから—理論・方法・技法を語る」をめぐって
神保 信一
1
,
見藤 隆子
2
,
鈴木 正子
3
1明治学院大学文学部教育心理学研究室
2東京大学医学部保健学科看護学研究室
3埼玉県立衛生短期大学
pp.390-400
発行日 1987年7月15日
Published Date 1987/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200941
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見藤 きょうは『カウンセリング今これから――理論・方法・技法を語る』という本について3人で話し合いをしようということですが,この本はいろんな意味でユニークな本であろうと思います。というのは,5人の共著者となっておりますけれども,同じ臨床心理といってもそれぞれ少しずつ立場を異にされる方たちが,胸襟を開いて,非常にざっくばらんに話された話を基に作られた本であり,それぞれの人となりがわかるような本になっていると思うからです。
せっかくこの本を素材にして話をするわけですから,私どもも,それができるかどうか不安もありますが,ぜひ神保先生に倣ってやってみたいという,身のほど知らずの企画をしたわけです。
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