Special feature 施設・場面など特性に合わせた感染対策の工夫
❸重症心身障害児(者)へのバブル方式による療育活動
高野 周作
1
1独立行政法人国立病院機構東長野病院 副看護師長 感染管理認定看護師
pp.95-100
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000382
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
重症心身障害児(者)(以下患者)への療育活動は児童,成人に関係なく,これまで培われた体力や運動機能,生活動作や個々の楽しみなどが出来るだけ維持され,さらなるQOL(生活の質)の向上を目指すことと捉えられており重要な役割を担っている。さまざまな形態(表1)で日々実施されていた療育活動が,新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)の流行により縮小や中止を余儀なくされた。またCOVID-19流行下での療育活動方法は各施設により手探りで実施している状態であると言える。今回,COVID-19流行初期~第5波の状況(図1)下で,当院(東長野病院)でリスクコミュニケーションを図りながら実施した療育活動方法について紹介する。
Copyright © 2023, Van Medical co., Ltd. All rights reserved.