研究を志す人のために 素材論文
就労と母性—経年調査からみた教職と看護職の比較検討
辻 功
1
,
荒井 蝶子
2
,
勝又 富士子
3
1筑波大学教育学系
2聖路加看護大学
3八王子市立浅川中学校
pp.500-515
発行日 1985年10月15日
Published Date 1985/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200859
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
1.はじめに
近年,女性のライフサイクルの変化,家事労働の軽減,高学歴化などによる女性の生活および意識の変化に伴って,女性の就業状況も大きく変わり,働く女性が,昭和58年には専業主婦を上回るほどに増加している。
女子労働者を雇用者に限ってみると,さらにその増加は著しく,昭和35年の738万入から58年の1,486万人へと2倍になっており,なかでも専門的・技術的職業従事者は,実数および増加率ともに著しい増加を示している。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.