焦点 研究とその構想
随想
看護研究と構想について思うこと
中西 睦子
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.106-109
発行日 1983年4月15日
Published Date 1983/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200746
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あまりに大きなテーマである。とても理路整然とは書けそうもない。いやしくも"構想"について論じる筆者としては,この時点で失格となる。この小論自体"論理の組み立て"に著しく欠けるようでは話にならない。
そこで,いささか連想ゲーム的になるが,私が"構想"という言葉を思い浮かべるとき,ぐるぐると頭の中で回わりだすいろいろな考えを多少は整理して取り出すことにした。実をいうと私にとってこのテーマは魅力的である。じっくり時間をかけて書き込みたいところだが,さて,どの程度の時間が必要なものやら‥‥。余談はさておき,私が書いたものを本誌のどこに位置づけるかはエディターの"構想"にまかせるとして,とにかく私は"看護研究"という軸を中心に,頭の回転体操を始めよう。
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