焦点 現場における研究の推進とその限界
Conference・素材をめぐって
まず「やる気」をもつことが基本
木戸上 八重子
1
,
内藤 昭治
2
,
川原 寿子
3
,
木場 冨喜
4
1京都大学医療技術短大部
2神奈川県衛生研究所
3神奈川県立成人病センター
4熊本大学教育学部
pp.256-269
発行日 1981年10月15日
Published Date 1981/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200668
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木場 神奈川県立成人病センターの川原さんたちが,「婦人科病棟の防臭対策」ということで,活性炭をお使いになりまして,定性的,定量的な基礎実験をなさって,本日のカンファレンスの素材として提供してくださいました。このように臨床とか実践の場で出てきた問題を,こういうふうに基礎実験までもっていくということは,たいへんご苦労なさったのではないかと思いますけれども,最初に川原さんのほうから,動機といいますか,手続といいますか,その辺りのことを少しお話いただけますか。
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