余白のつぶやき・2
やる気
べっしょ ちえこ
pp.1001
発行日 1979年9月1日
Published Date 1979/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918780
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自分に自信をもち積極的に目標へ向かって進もうと,ある予備校が浪人生を相手にロールプレーイングまがいのことをはじめたという記事が目についた.
取り入れたのはアメリカで開発されたプログラムで,‘コミュニケーション’‘魅力的なパーソナリティ’などの主題について,あらかじめ用意されたテキストをたたき台としてグループ別に討論し,その結果をリーダーがまとめるというものである。討論は,おのおのが自分の短所欠点をさらけ出し,それについて意見を出す役(ロール)と反対する役(ロール)を決め,ゲームのような形ですすめられる.心理学を応用した一種の教育訓練法として,だいぶ前から日本の企業の間でも採用されだした.
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