焦点 排泄の看護に関する研究
臨床看護研究・3
排泄の援助に関するわが国の研究
中西 睦子
1
,
相馬 朝江
1
,
岡崎 節子
1
,
雨宮 悦子
1
1神奈川県立衛生短期大学
pp.262-275
発行日 1974年7月15日
Published Date 1974/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200396
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"食事"に引き続いて,今回は"排泄"をテーマとする研究を概観してみた。排泄は一般に体内メタボリズムの産物を体外に排出する営み全般を指すものであるが,ここでは,人間の主要な生活行動に含まれ,看護援助の機会も多い排尿・排便のみを扱うことにした。人工透析はその目的からみれば排泄と関係するが,この場合は患者の全身的管理が問題になり,排泄行為,あるいはその援助という範疇から著しくかけ離れてくる。従ってここでは人工透析の問題は除外してある。
論文の選択基準注1),検索期間注2),検索の対象とした雑誌・学会誌注3)ともに初回(術前術後の看護に関する我が国の研究,本誌6巻3号)に準じた。
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