特集 第1回看護研究セミナー
グループ討議の報告
第4グループ報告
「低出生体重児に対するオイルバスの検討」について
稲田 美和
1
,
井上 千代井
2
,
岡本 正子
3
,
兼田 喜代子
4
,
須甲 華
5
,
辻村 芳子
6
,
中重 喜代子
7
,
中村 美栄子
8
,
山口 登志子
9
,
山田 幸子
9
,
小林 冨美栄
10
,
清水 嘉与子
11
,
高橋 シュン
12
1日赤中央病院
2国立療養所中野病院
3病院管理研究所
4全社連
5飯田市立病院
6三重県立大学付属病院
7東京・杉並西保健所
8岩手医大付属病院分院
9東大付属病院
10東京女子医大短大
11厚生省医務局看護課
12聖路加看護大学
pp.71-141
発行日 1972年1月15日
Published Date 1972/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200277
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第4グループは,主として病院,保健所等の現場において実務を担当している人たちで,「看護研究の方法について基礎的なことを学習したい」という希望をもってセミナーに参加した人たちから編成されている。
まず,グループワークの方向をきめるための話し合いの中で,各自このセミナーに何を期待し,何を学びたいかを出しあい,共通の課題として,このセミナーで「看護研究の基礎をより具体的に学ぶ」ことを目的とすることを確認した。その研究方法としては,いくつかのモデルをえらび,その研究のプロセスを分析しながら学習することがより早道であろうということになった。モデルとしては,メンバーのこれまでの研究の中からとも考えたが適切なものが準備できなかったため,準備委員会で用意したものの中から実験研究に該当するもの1題,症例研究に該当するもの1題をとりあげ,これらを準備委員会の提示した科学的記述のための6つの評価基準にてらして分析しながら学習することとした。なおこの間Dr. GunterおよびDr. Ellisの講義や,Dr. Ellisの適切な助言をいただきながら討論をすすめた。
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.