研究
哺乳状態の客観的評価に関する研究
吉武 香代子
1
1弘前大学教育学部看護学科教室
pp.262-271
発行日 1971年7月15日
Published Date 1971/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200255
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はじめに
看護婦が患者を観察するにあたり,その観察をきわめて詳しく記述することと並行して,患者の状態を総合的に評価して一言に要約することもまたしばしば行なわれる。
小児看護においては,しばしば乳児の哺乳状態のよしあしを一言で評価する場合がある。看護記録には,乳児の哺乳の詳しい状態を記述するとしても,一言にしていえばよいか悪いかの評価になることは少なくない。また,1日7〜8回もある哺乳のたびに,その状態を詳しく記述することも,実際には行なわれていないほうが多いと思われる。
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