ベッドサイドの看護
哺乳障害児の哺乳訓練
小野間 タイ子
1
,
太田 志保子
1
1神奈川県立こども医療センター乳児内科病棟
pp.984-992
発行日 1973年8月1日
Published Date 1973/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916723
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哺乳障害の原因としては,兎唇・口蓋裂・先天性心疾患などがあげられるが,乳児内科病棟にはそれ以外の,原因を取り除くことの困難な哺乳障害のある乳児が多く,これらの乳児は,検査・治療が一応終わったにもかかわらず,哺乳障害のため発育が悪く,病院での生活を余儀なくされている.私たちは,日常の看護活動を進めていくなかで,哺乳障害児の哺乳訓練・家族指導を重視し,乳児が1日も早く家庭にもどり,家族の暖かい愛情の下で保育されるよう努力している.
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