研究者とともに
「社会復帰病棟における患者に対する働きかけとその反応について」をめぐる検討
岡庭 武
1
,
藤明 朱美
2
,
目黒 文
3
,
藤野 ヤヨイ
4
,
外間 邦江
5
1国立武蔵療養所
2東大病院
3国立国府台病院
4国立武蔵療養所
5国立公衆衛生院
pp.29-51
発行日 1970年1月15日
Published Date 1970/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200166
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司会者のことば
この報告には,看護婦-患者関係における看護の方法を追究するという,臨床看護の重要な課題が取り扱われている。ところで,人間対人間の臨床場面に起きる種々の現象は,しばしばこれと明確にしがたい性質のものである。研究対象の性質が複雑である上に,いかに研究するかの方法については看護のみならず精神医学をはじめ関連領域においても論争のたえない点である。
これらの難問にいどむ報告者らの苦心のほどは十分に察せられた。
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