看護研究相談室
看護教育における評価方法の試み—学生の内面的発展をいかに把握するか/心身障害児早期発見のために
鈴木 敦省
1
,
河合 千恵子
2
1立教大学
2東京女子医大高等看護学
pp.190-191
発行日 1969年4月15日
Published Date 1969/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200137
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□質問・1
従来,看護教育における臨床実習の評価方法については最も問題をもつところです。具体的な看護行為(技術),知識などは綿密な計画のもとに,ある程度の評価はできるとしても,患者と学生との相互関係の場から得た看護そのものに対する本質的な考え方についての内面的な学生の成長度については,こうした評価方法に関する研究が過去にもあまり行なわれていないため,評価の基準となる客観的な方法がみあたりません。
そこで,今まで行なってきた次の五つの方法について反省を加えながら考えていきたいと思いました。
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