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術後性嘔吐の発生に対する看護の効果
The Effect of Nursing on the Incidence of Postoperative Vomiting
Rhetaugh G. Dumas
,
Robert C. Leonard
,
武山 満智子
pp.72-76
発行日 1968年1月25日
Published Date 1968/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681200094
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ここに報告する研究を導いている一般的理論のなかには,次のような命題が含まれている。すなわち,手術患者が自己の疾病および治療に対して示す情緒的反応は,術後の経過にとって重大な意味をもつこと,また,情緒的苦悩を緩解することは,看護婦の職業的任務の一部であるということである。ここで特別に検討された仮説は,手術患者の看護において特別の看護的接近法を用いた場合,術後性嘔吐の発生を減少させることができるのではないかということで,その結果,この仮説は支持された。本研究の結果は,また看護の実践においても臨床的実験が可能であり,また有益であるという考えをも支持している。
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