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特集 ケアリングが築く未来 国際ケアリング学会の成果
【教育講演】ナイチンゲールの遺産―ケアリングと平和に向けた統合看護・ホリスティック看護のサイエンスとアート
Florence Nightingale's Legacy: The Science and Art of Integral and Holistic Nursing for Caring and Peace
Barbara Dossey
1
,
戸村 道子
2,3
,
筒井 真優美
3,4
,
江本 リナ
3,4
1Nightingale Initiative for Grobal Health
2日本赤十字広島看護大学
3国際ケアリング学会
4日本赤十字看護大学
pp.547-557
発行日 2012年10月15日
Published Date 2012/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100701
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皆さんとともに本学会に参加できたことを栄誉に思います。Watson Caring Science Instituteをはじめ,日本赤十字広島看護大学に対し,このようにお招きいただいたことに感謝申し上げます。
スライド1にはDeva-Marie Beck(ディーヴァ・マリー・ベック)という名前がありますが,彼女もF.ナイチンゲールの研究者です。私たちは15年間,一緒に仕事をしてまいりました。今日の講演の目的は,最初に,21世紀におけるケアリングと平和のためのナイチンゲールの遺産を探るということ,そして第2に,彼女の遺産から,現代の私たちの目的や意義を再確認すること,第3は,国連のミレニアム開発目標における看護の役割について考えることです。
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