焦点 Good Nurse研究にみる 東アジア国際共同研究の意義・方法論・成果
【翻訳】看護倫理のための価値―西洋からみたGood Nurse研究
Douglas P. Olsen
1,2
,
八尋 道子
3
,
和泉 成子
4
1National Center for Ethics in Health Care, the US Veterans Health Administration
2Uniformed Services University for Health Sciences, USA
3佐久大学看護学部
4Washington State University College of Nursing, USA
pp.678-683
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100598
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医療における「倫理」の多くは,ジレンマや意思決定の議論に限られている。それらは通常,終末期ケアや先端技術がもたらす延命治療に関するものであった。しかし,今後の看護倫理にとって極めて重要なことは,これまでのジレンマ主導の議論を越えて,倫理的な考察が学問分野としての看護全体を形づくる倫理的思考の議論にかかわるものであると実証することである。Good Nurse研究は,その可能性を秘めている。
医療倫理は,一般市民や医療の専門職者に向けて,以下の3つの広範な領域への洞察を提供している。
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