焦点 看護における学術集会―意義・歩み・運営の実際
学術集会運営とそのヒント
渉外・広報委員会の役割とその実際
内布 敦子
1
,
荒尾 晴惠
1
1兵庫県立看護大学
pp.135-140
発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100188
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はじめに
看護学関連の学術集会は,歴史的に会員自らが企画や運営の細部に至るまで手作りで行なう傾向が強いように思う。特定の経済的サポートはなく,主に会費によってまかなわれているので,いわゆる学会運営サポートを専門とする業者に一括委託することは費用の面で不可能であるという状況もあり,結果的に手作りになっているという側面はあるが,実際には,学術集会の細部に至るまで把握し,柔軟かつ迅速に対応できるので,当日起こるハプニングにはかなりの機動力を発揮できるという長所もある。この稿では,2000人規模の学術集会を例に,渉外・広報委員会の役割とその実際について述べる。
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