Japanese
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焦点 看護研究と現象学的アプローチの動向
看護と現象学―人間生成理論からみたQOLを通して
Nursing and Phenomenology: Quality of Life through a Human Becoming Perspective
ローズマリー・リゾ・パースィ
1
,
高橋 照子
2
Rosemarie Rizzo Parse
1
,
Teruko Takahashi
2
1Loyola University
2愛知医科大学看護学部
pp.399-407
発行日 2004年9月1日
Published Date 2004/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681100105
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今回で来日は3度目となります。本日ここで,デュケイン大学での同僚だったジオルジ博士とともにこうして皆さんの前でお話できることを光栄に思います。皆さんは先ほどジオルジ先生のお話を聞かれたと思いますが,私はそれをより具体的に,看護に関連づけてお話したいと思います。
さて,現象学は,哲学から派生した学問です。哲学は人間の存在というものに焦点を当てます。そして,そのアプローチとして人間の選択に関心を寄せ,その方法は人間の生きられた体験というものに着目します。私は,「人間生成理論」を提唱し,その仕事に邁進してきました。
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