連載 助産師の疑問に答える! 実践的おっぱい講座 多角的な「胸」の知識・6
授乳中にしこりを触れたら—検査・診断の流れ
Satoko Fox
1
1ピンクリボン助産師アカデミー
pp.574-579
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202372
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
授乳期のしこりの大半が良性のものですが,その中に乳がんが紛れ込んでいます。授乳期乳がんは診断時に進行しているケースが多く,予後も悪い傾向があります。そのため,授乳期のトラブルについて最初に相談を受けることが多い助産師さんが,適切に受診を促すことが非常に重要となってきます。
今回は,授乳中にしこりが見つかった際の検査や診断の流れ,さらに授乳を続けられるかどうかに関するよくある誤解について解説します。
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.