特集 内科医のための「ちょいあて」エコー—POCUSのススメ
皮膚体表エコー
皮膚科エコー(しこりなど)
清島 真理子
1
,
渡邉 恒夫
2
1岐阜大学附属病院皮膚科
2岐阜大学附属病院検査部
pp.1978-1983
発行日 2018年11月10日
Published Date 2018/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402225896
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Point
◎皮膚腫瘤の鑑別でエコーを用いたpoint of care ultrasound(POCUS)が注目され,ベッドサイドで利用されている.
◎エコー検査では,指や手で支えてプローブを安定させ,たっぷりエコー用ゼリーを塗って観察する.
◎エコー画像は①腫瘤径,②形状(整,不整),③境界(明瞭平滑,明瞭粗雑,不明瞭),④内部エコー,⑤音響効果(後方エコー,外側陰影),⑥血流で評価する.
◎病変部を評価するには,まず正常皮膚のエコー所見を熟知することが大切である.
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