インタビュー
—「助産師の専門性発揮のあり方に関する実態調査」から考える—少産化時代に助産師の専門性を活かす方策とは?
井本 寛子
1
1公益社団法人日本看護協会
pp.192-195
発行日 2024年4月25日
Published Date 2024/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202275
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日本看護協会(以下,本会)が行った「助産師の専門性発揮のあり方に関する実態調査」*(以下,本調査)は,[表1]に示すように本会助産師会員個人,分娩取扱診療所,病院看護管理者を調査対象としており,うち助産師会員に対する調査は,2012年以来,約10年ぶりでした。この間,日本の助産師有資格者数は増えましたが,分娩を扱う施設数は減少を続けています。そうした社会環境の変化の中で,助産師がどのような状況で助産実践を行っているのか現状と課題を明らかにすべく,今回の調査を実施しました。
本調査のポイントは,①混合病棟における助産実践の状況,②院内助産,③ウィメンズヘルスケアの3点にあります。
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