特集 データでみる「助産所のお産」 嘱託医療機関との連携で実現する安全性と継続性
扉
土屋 清志
1
1医療法人社団均禮会 府中の森 土屋産婦人科
pp.7
発行日 2024年2月25日
Published Date 2024/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202235
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本特集は,東京都多摩地区の府中市にある「府中の森 土屋産婦人科」と開業助産所21ヵ所(2024年1月現在)を主体とした,周産期医療連携の報告です。人口約424.7万人,出生数2万4610(2023年)の東京都多摩地区における私たちの分娩管理の実績から,2010〜2022年の間に助産所分娩を希望した5826症例(そのうち助産所で出産した症例5017例)のデータをまとめました。
本特集のねらいは,助産所と嘱託医療機関の医療連携による周産期管理の実態を多くの人に知ってもらうことです。助産所管理の周産期医療とはどのようなものか,そして助産所の存在意義は何か,助産所が扱う分娩数が全体の1%を切るいまこそ考える必要があります。
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