特集 チームで取り組む周産期メンタルへルス
誌上勉強会
精神疾患の既往や発達特性のある女性の産後ケアと訪問看護のポイント
北澤 倫子
1,2
,
木内 勢津子
1
,
大久保 早苗
1
,
村上 寛
3
1一般社団法人助産院おりん
2母と子のおりん訪問看護ステーション
3信州大学医学部周産期のこころの医学講座
pp.150-158
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665202128
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産後ケアの現場では,時として産後のメンタルヘルス不調や発達特性に配慮した対応が求められます。しかし産後ケア事業は医療連携が前提となっていないため,支援が必要なケースであってもすぐに適切な支援につなぐことが困難な場合もあります。
そこで長野県では,訪問看護ステーションを併設した助産院と精神科が妊娠中から連携し,産褥入院後に宿泊型産後ケアに移行,さらに医療の必要性に応じて訪問看護で継続支援する取り組みが始まっています。
その連携の実際と,産後ケアにおける支援のポイントについて,勉強会形式でご紹介します。
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