特集1 「助産」とは何か 改めてその専門性を問う
扉
pp.401
発行日 2020年6月25日
Published Date 2020/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201542
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
医療現場では専門分野が細分化され,医療技術もめまぐるしく進歩しています。少子化,ハイリスク分娩の増加など,助産師を取り巻く状況も変化しています。また,多様な生き方や考え方が尊重される時代にあって,分娩や育児に対する女性の考え方はもちろん,支援の求め先も多様化しているでしょう。助産師は今,岐路に立っているとも言えます。
その流れの中で,助産師のみに許された「助産」という専門性は,どのように発揮されているのでしょうか。そもそも助産の専門性とは,いったいどのようなものを言うのでしょうか。本特集では二つのテーマ「無痛分娩」と「産後ケア」を選び,対談を通して,答えを見つけるヒントを探していきたいと思います。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.