連載 未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場・38
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 保健学専攻看護学講座 助産師養成コース
pp.466-470
発行日 2018年6月25日
Published Date 2018/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665201031
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沿革と環境
長崎の助産教育の歴史は,遡ること100年以上前の1903(明治36)年,長崎県立長崎病院附属看護婦養成所として発足しました。その後,大正,昭和,平成と時を経て,助産師教育も変遷しました。同養成所は,専門学校,短大専攻科,4年制大学での助産師コースと変わり,そして,2012年からは長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に,修士課程の助産師養成コース(以下,本コース)を開設しました。主な設置主体の変遷は表1の通りです。これまで1000人を優に超える助産師を輩出してきました。
長崎の文化的な特色を背景に,長い歴史と自由な気風が特徴です。学習環境としては,街を見下ろす高台に位置し,すぐ近くには実習病院である長崎大学病院があります。
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