特集 地域でつくる妊娠から育児までの切れ目ない支援―今,注目の日本版ネウボラとは
扉
pp.451
発行日 2015年6月25日
Published Date 2015/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200214
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国の少子化社会対策の一環で,2014年度から「妊娠・出産包括支援モデル事業」が始まりました。
そのなかの「地域における切れ目ない妊娠・出産支援の強化」では,各自治体により,それぞれの状況と目標に沿って,さまざまな仕組みづくりが進められようとしています。
本特集では,国がその考え方と活動を参考にした妊娠期から育児期までの長期かつ総合的な支援を提供するフィンランド発のネウボラと,わが国で実際に導入した自治体の事例を中心に紹介します。
これらを通して,助産師がその専門職としての能力を社会の仕組みのなかでどのように発揮していけるかという可能性と,助産師だからこそできることは何かを示し,読者のみなさんの今後の活動に役立てていただければと思います。
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