特集 助産師がしっかり実施したい新生児蘇生法(NCPR)
扉
pp.95
発行日 2015年2月25日
Published Date 2015/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665200114
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2007年から普及が始まった新生児蘇生法は,多くの助産師が受講し,その技術を習得する意義も認識されています。
しかし,大事なことは技術を維持するために,学習を継続することです。
平時から準備をしておかないと,いざ,蘇生の必要な新生児を目の前にした時のとっさの行動に影響が出ます。
それから,助産師自らが新生児の状態を評価し,初期処置を開始することが大切です。
助産師の自分が手を出してもよいかどうか迷い,新生児科医師がそばにいると,つい頼ってしまうこともあるようです。
でも,分娩室での60秒間で,人工呼吸で,どれだけ多くの命が救えるでしょうか。
助産師が新生児を救うという心構えで,本特集をお読みいただければと思います。
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