連載 臨床から発信!看護研究ことはじめ・7
データ収集その前に研究の倫理なんです!
中川 有加
1
1大阪赤十字病院産科病棟
pp.944-948
発行日 2011年10月25日
Published Date 2011/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665102023
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皆さん,こんにちは。節電でエアコンを調節して過ごした方々には過ごしやすい秋がやってまいりました。地球温暖化の影響で夏が以前と比べると異常に暑くなったので,エアコンの調節は難しいものがあります。常秋の国ってないのかなと真剣に考えたこともありましたが,四季という変化があるからこそ季節を感じ取れるので,素晴らしいと思います。看護ケアも基準はありますが,個別性を活かしていく中にケアが拡がり応用されていく,その変化があるからこそ素晴らしいのだと思います。
さて,助産師2年目の桜さんも「研究計画書」の提出を終え,実際にデータ収集を開始する段階となりました。今までの研究開始までの経過から,自分がお話を聴いてケアに活かしたい妊婦さんが入院してこられるのを「待つ」ことにしたようです。データ収集はどうなったのでしょうか?
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