連載 助産院のごはん・14
森田助産院―「いい」「悪い」ではなく,まずは,バランスのとれた日常の食事を大切にしたい
畑中 郁名子
pp.111,184-187
発行日 2011年2月25日
Published Date 2011/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101830
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1952年に開業して以来,58年間お産に寄り添い続ける森田助産院。2代目,3代目へと受け継がれる中で,時代が移り変わり,お産をする女性の身体も日々変わっていることを感じるという。一言で「これがいいお産」と定義できないように,食事についても「これが絶対にいい食事」と説明することは難しいと語る2代目院長の森田玲子さん。184ページで,その理由を紹介する。
時代の移り変わりに応じたアドバイスが必要
森田助産院が開業して,今年は59年目。「祖母も母もこの助産院で出産したから」と3代続けてここで出産する女性も最近は増えてきたという。そんな歴史とともに,お産も少しずつ変化してきた。2代目の森田玲子院長は,健診で耳にする妊婦女性の食生活にも時代の移り変わりを感じるという。
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