連載 バルナバクリニック発 ぶつぶつ通信・82
アエタ族からの分娩介助依頼
冨田 江里子
1
1St. Barnabas Maternity Center
pp.98-99
発行日 2011年1月25日
Published Date 2011/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101807
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今日は朝から2件のお産と診療を終えて,家に戻った頃には4時を過ぎていた。生後5か月になるわが子を片手に抱き,洗濯物を取り入れていると,アエタ族の老女が「お産だよ,お産なんだよ!」と私に向かって叫んでいるのに気づいた。
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