特集 助産師を続ける・もう一度はじめる
[インタビュー]県産科婦人科医会として実地研修に協力して
八十島 唯一
1,2
1神奈川県産科婦人科医会
2八十島クリニック
pp.777
発行日 2009年9月25日
Published Date 2009/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101506
- 有料閲覧
- 文献概要
助産師は,分娩の場で産科医師のもと産科医療をサポートする重要な存在であります。近年,産科医師の激減に帰因する産科医療の混乱が常態化しているのが現状です。分娩を扱う産科医療機関は減少し続けています。しかも診療所では,産科診療の大切な力である助産師の補充が病院以上に困難な状況が続いています。
そうしたところに,2007年に神奈川県から神奈川県産科婦人科医会に,今回の研修事業への協力依頼がありました。県産科婦人科医会としても,潜在助産師の掘り起しから再就労につながれば大変結構なことだと考え,申し出を受けました。そして,実地研修に協力できる産科診療所を選定して,お引き受けしたという経緯です。
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.