連載 チャレンジ!自立と責任・11
―杏林大学医学部付属病院(東京都・三鷹市)―バースセンター始動!総合周産期母子医療センターの新しい役割
河合 蘭
pp.1170-1176
発行日 2008年12月25日
Published Date 2008/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101350
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医師不足のなかでも,地域の医療を守っていかなければならない総合周産期母子医療センター。東京都三鷹市の杏林大学医学部付属病院(以下,当院)は,2008(平成20)年4月より,助産師主体の出産を提供するバースセンターを試験的に開設している。
当院は15床もあるNICUを持ち,これは都内に9か所ある総合周産期母子医療センターのなかでも最大規模。しかも,23区とは全く違って病院が少ない多摩地域に位置し,東京の西半分全体から頼られている存在だ。東原英二院長は言う。
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