連載 分娩経過曲線のヒミツ・10
初産婦を対象とした自然分娩症例の分娩経過曲線の作成
立岡 弓子
1
,
清水 三紀子
1
,
高橋 由紀
2
,
八木 友美
3
,
山下 恵
3
,
山口 香苗
3
,
山口 江利子
4
,
野田 みや子
5
,
内山 綾子
6
,
伊藤 久美子
7
,
小栗 季里子
8
,
川村 彩嘉
8
,
平井 里加
8
,
山田 安希子
8
,
吉崎 綾
8
,
藤田 まり子
8
,
濱田 由美
8
1名古屋大学医学部保健学科
2名古屋大学大学院医学系研究科博士後期課程
3名古屋大学大学院医学系研究科博士前期課程
4愛知県立看護大学
5医療法人宏潤会大同病院
6県西部浜松医療センター
7元 JICA在外健康管理員
8名古屋大学医学部保健学科看護学専攻(立岡卒論ゼミ4年生)
pp.992-996
発行日 2008年10月25日
Published Date 2008/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101318
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
これまで第1回から,「どのようにしてフリードマン曲線が作られたのか」「それはどのような産婦を対象としてできたものであったのか」「分娩開始の定義から考えられたフリードマン曲線の信頼性や国内外での研究成果」「海外で用いられているパルトグラム」についてご紹介してきました。これらの知識を踏まえて,助産師にとって新しい分娩経過曲線の指標が必要だということをご理解いただけたでしょうか。
今回からは,いよいよ私たち助産師が取り扱う自然分娩症例から作成した,新たな分娩経過曲線をご紹介していきたいと思います。名古屋大学医学部保健学科で助産教育や研究に携わる私たちメンバー,そして助産学を学ぶ学生たちが参加して取り組んだ研究成果をここにご紹介します。
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.