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―横浜市立大学医学部・産婦人科医不足を考えるシンポジウムを開催して―「STOP the 妊婦“たらい回し”―医学部生からも言わせてください」
永塚 さやか
1
,
佐藤 愛美
1
,
齋藤 美紀
1
1横浜市立大学医学部看護学科
pp.148-149
発行日 2008年2月25日
Published Date 2008/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101168
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学生の立場からお産の現状を考える
2007(平成19)年11月17日,横浜市立大学医学部福浦キャンパスにおいて,医学部学園祭実行委員会企画・産婦人科医不足を考えるシンポジウム「STOP the 妊婦“たらい回し”―医学部生からも言わせてください」を開催しました。
妊産婦のたらい回し事故や,産婦人科医不足問題,内診問題など,近年さまざまな報道が相次いでいます。そんななか「医療者でも患者でもない立場にいる私たちだからこそ,できることをしたい」「現場の声を皆さまに知っていただきたい」「医学生の意見を広く社会に公表していきたい」という願いから,医学生を代表して本シンポジウムを企画しました。
このシンポジウムで「たらい回し」という表現をあえて用いたのは,「たらい回し」という現状がなくなって欲しい,また「たらい回し」という表現は果たして適切なのかを皆様に考えて欲しいと思ったからです。
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