特別寄稿
「妊娠について悩んでいる者に対する相談援助事業」に取り組んでみませんか?
市川 香織
1
1厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課
pp.1087-1089
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100877
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若者の中絶増加を食い止めることが課題
若者の人工妊娠中絶件数が増加し,平成14年度では20歳未満および20歳代前半の中絶件数は合わせて124,211件にのぼり,総数329,326件の37.7%を占めています。この現状から,母子保健分野においても,若者の人工妊娠中絶対策は思春期に取り組まなければならない課題の1つであるといえます。
母子保健課における思春期保健の取り組みとしては,「健やか親子21」が柱となっていますが,本稿では当課が所管している事業の1つ,『妊娠について悩んでいる者に対する相談援助事業』をご紹介したいと思います。
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