特集 産後のかかわり,もっと気にしませんか?
EPDSを用いた新生児訪問の実際
斉藤 純子
1
1医療法人社団スズキ病院
pp.394-398
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100202
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はじめに
当院では平成9年4月より,岩沼市と委託契約し管内の新生児訪問を行なっている。岩沼市では,産後早期の母親の心の問題に焦点を当て,メンタルヘルスケアの向上を目的に平成14年度から,「エジンバラ産後うつ病質問票」(EPDS)を新生児家庭訪問に取り入れ,ハイリスク者の早期発見と継続支援体制として「ママサポート事業」を行なっている。
当院で新生児訪問を実施して7年経過するが,平成14年度から導入されたEPDSを用いた新生児訪問の実際について述べる。
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