特集 周産期クリニカルパス
妊娠期クリニカルパス:湘南鎌倉総合病院
小黒 道子
1
,
市坪 史子
1
,
中島 直美
1
,
山村 智恵
1
,
井上 裕美
2
,
長谷川 充子
1
1湘南鎌倉総合病院
2湘南鎌倉総合病院産婦人科
pp.937-941
発行日 2000年11月25日
Published Date 2000/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902519
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助産婦外来のスタート
当湘南鎌倉総合病院では,平成11年4月21日,病棟と外来との合併を機に本格的に助産婦外来を開設し,妊娠経過が正常で特に医師の診察を希望としない妊婦は,基本的に助産婦外来で妊婦健診を行なうようになった(助産婦外来は平成8年10月に母乳相談を主とした助産婦外来をスタートさせ,平成11年2月頃から妊婦の反応をみながら,徐々に外来に助産婦が出る回数を増やしていった)。
妊娠確定から14週までは,医師による診察を妊婦に受けてもらう。そしてHCGテストパック,経腟エコー,最終月経などから予定日を算出する。流産がなく14週以降も妊娠継続可能な妊婦は,以後,助産婦にバトンタッチされ,分娩までフォローアップしていく。
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