クローズアップ
医療法人聖粒会 慈恵病院(熊本市) 新人助産師臨床実践能力向上推進事業の研修施設に選出されました
佐藤 みどり
1
,
巖木 静
1
,
桃山 知子
1
1医療法人聖粒会慈恵病院
pp.72-76
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100034
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教育担当者として考える新人研修について
産婦人科病棟助産師 副看護師長
佐藤 みどり
研修施設に選出されるまで
近年,医療安全に向けての体制整備が課題となっており,特に周産期領域の医療提供においては,母子の安全確保と,快適な出産環境の提供が求められている。助産師は,助産業務を通し,安全・安楽な出産のために重要な役割を担っており,臨床実践能力の向上は,周産期領域の安全確保に欠くことができないものである。
こうした状況を鑑み,助産師としての業務経験が1年未満の助産師(以下,新人助産師と言う)に対し,十分な指導体制と研修プログラムに基づく研修(以下,新人研修と言う)を実施し,助産師の質の向上と,医療安全の確保を図ることをこの事業の目的としている。
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