活動報告
—中学生を対象とした性から生を考える教室—山口県岩国市における思春期教室の取り組み
岡﨑 由起
1
1山口県岩国市健康福祉部(現 健康医療部)健康推進課
pp.312-317
発行日 2024年8月10日
Published Date 2024/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664202084
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岩国市(以下、本市)は、山口県東部に位置し、広島県と島根県に隣接している。本市においても人口減少は進み、現在の人口は約13万人、また、2006(平成18)年3月の合併当初は約1200人だった年間出生数が、近年では約800人まで減少し少子化も進んでいる。
一方で母子保健の課題は、多様化、複雑化してきている。それらの課題に対応しながら事業を進める中で、思春期保健の重要性を認識し、さまざまな取り組みを始めた。国がこども家庭庁を創設するにあたり、本市においても、組織改編を行い、2023(令和5)年4月に、こどもを一体的に支援するための「こども家庭課」が新設されることとなった。これを節目に、これまでの思春期保健の取り組みをまとめ、今後のさらなる強化の契機としたい。
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