活動報告
富士市の地区担当制を柱とした保健師活動への体制変更とその成果—「みる・つなぐ・うごかす」を目指して
白川 実千代
1
,
市川 真理
2
1富士市保健部地域保健課
2富士市保健部国保年金課
pp.224-231
発行日 2020年3月10日
Published Date 2020/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201385
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はじめに
2013(平成25)年の「地域における保健師の保健活動に関する指針」(健発0419第1号)では,保健師活動の本質を「みる・つなぐ・うごかす」等で示し,推進のための方策として,「地区担当制」「横断的な組織体制整備」「統括的な保健師の配置」の3点が明記された。また,2014(平成26)年に「医療介護総合確保推進法」が制定され,地域包括ケアシステムの構築が示された。
このような中,筆者が所属する静岡県富士市では,保健師活動の推進を図るため,保健活動体制を「業務分担制」から「地区担当制」へ移行し,「横断的な組織体制整備」と「統括的な保健師の配置」に取り組んだので,報告する。
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