連載 見方を変えると“場”が変わる 事例検討会の進め方・12【最終回】
【座談会】事例検討会を有効に活用するには―連載のおわりに
大木 幸子
1
,
河西 あかね
2
,
増山 由起
3
,
石井 えり子
4
,
尾崎 遥
5
1杏林大学保健学部
2東京都多摩立川保健所企画調整課
3町田市保健所保健予防課
4東京都多摩府中保健所保健対策課
5杉並区杉並保健所保健サービス課高井戸業務係
pp.1057-1063
発行日 2015年12月10日
Published Date 2015/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200336
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事例検討会との関わり
大木 保健師が育っていくうえで,事例検討会はとても大事だと思っています。自分が自治体で保健師として働いていた当時も,職場の事例検討会には参加するよう心がけていました。現在は大学で教える立場にいますが,現場の保健師の方たちによる事例検討会に助言者として参加する機会などもあり,その大切さを常々感じています。
そうした経験から,事例検討会の意義を伝えるために,これまで11回にわたり『保健師ジャーナル』で連載をしてきました。今回は最終回にあたり,より役に立つ事例検討会を考えるために,現場の保健師の方たちの意見を聞かせていただきたいと思い,座談会を企画しました。まずは自己紹介を兼ねて皆さんの事例検討会への関わりから教えてください。
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