特別記事
『保健師ジャーナル』70巻に思うこと
平野 かよ子
1
1長崎県立大学
pp.38-40
発行日 2014年1月10日
Published Date 2014/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102323
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はじめに
『保健師ジャーナル』が,前身の『保健婦雑誌』時代を通じて第70巻を迎えたそうである。第1巻からの主要な記事のリストを見ると,『保健婦雑誌』は第2次大戦後6年経った1951(昭和26)年の創刊時からずっと月刊誌として発刊されていることを知った。そして,ほぼ私の人生と同じ歩みをしているので,とても興味深く1巻から70巻までの歩みを辿ってみた。今年で62年,これまで継続させた編集・出版を担当した方々の並々ならぬ努力に敬服する。
リストにあげられている主要な記事のタイトルからは,その時々の日本の健康課題と保健師の課題が実によく理解でき,また,編集者の意図をうかがい知ることができた。ここでは,主要な記事のリストから気づかされたことを述べてみたい。
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