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―セーフコミュニティ国際会議 in 亀岡・京都から―セーフティプロモーションの理念を地域保健活動に活かす
佐藤 裕見子
1
1京都府南丹保健所
pp.636-637
発行日 2008年7月10日
Published Date 2008/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101025
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2008年3月,「セーフコミュニティ国際会議in亀岡・京都」が,京都府亀岡市の京都学園大学にて開催されました。これは,WHOが安全・安心なまちづくりを進める自治体に与える「セーフコミュニティ」認証を,日本で初めて京都府亀岡市が取得することを受けて,認証取得に向けた取り組みを世界に発信するために開催されたものです。
亀岡市は,2001年から「安心・安全なまちづくり」を市の重点施策の1つとして位置づけ,市民との協働によるまちづくりを推進してきました。そして2006年2月にスウェーデンカロリンスカ大学研究所WHOセーフコミュニティ協働センターのボウ・ヘンリクソン博士が来日された際,京都府の推薦を受けて亀岡市が視察を受けたことがきっかけとなり,セーフコミュニティメンバーとして活動していくことを宣言していました。それ以降,京都府や府内の大学と連携して市民協働の取り組みを進め,今回の認証取得に至ったのです。
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