特集 在宅ターミナル 逝く人の支援を考える
在宅緩和ケアの地域連携
古山 綾子
1
,
花積 めぐみ
1
,
長澤 脩一
1
1福島県県北保健福祉事務所
pp.223-228
発行日 2008年3月10日
Published Date 2008/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100947
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福島県県北保健福祉事務所は,2005年度より在宅緩和ケアシステムの構築に取り組んでいる。病院,医師会,訪問看護師,ケースワーカー,患者団体などが参加する「在宅緩和ケア県北地域連携会議」を設置し,地域の在宅緩和ケア体制の現状と課題について共有化を図っている。連携マニュアルなどをまとめた「てびき」を作成し,その内容の普及を目的とした研修会も開催している。さらに,対象者が入院医療機関からスムーズに在宅医療に移行できることを目的に「在宅緩和ケア地域連携クリティカルパス(案)」の作成にも動き出している。保健所は,各組織のサービスを調整するなどの役割を果たしている。
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