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特集 誰も教えてくれなかった緩和医療—最新知識と実践
Ⅳ.求められる看取りのあり方
緩和ケアと地域連携
Palliative care and community based partnership
浜野 淳
1
Jun Hamano
1
1筑波大学医学医療系
キーワード:
切れ目のない緩和ケア
,
意思決定支援
,
顔の見える関係
Keyword:
切れ目のない緩和ケア
,
意思決定支援
,
顔の見える関係
pp.779-781
発行日 2015年8月20日
Published Date 2015/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205437
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要旨 がんに限らず生命を脅かす疾患による問題に直面する本人,家族のQOLを改善させるアプローチが緩和ケアであるが,このアプローチは,病院だけでなく,いつでも,どこでも提供されるべきケアである。切れ目なく質の高い緩和ケアを提供するためには,本人,家族と現状を共有し,今後の目標について,きちんと話し合うことが重要である。そして,今後の目標を達成するためには,病院外の医療・介護・福祉従事者と「双方向性の情報共有」を行い,「顔の見える関係」を構築することが必要である。
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